なんだこれ、めちゃくちゃイカれてる
セオリーガン無視の位置関係と編集、意味不明なアクションと夢を見ているかのような展開に否応なく映画の世界観へ引きづり込まれる、という意外の感想が浮かばないくらいぶっ…
リマスター鑑賞前に予習したが、なんじゃこりゃ!一つ一つのシーンが唯一無二で、初めて観たものばかり。編集はとんでもないぶち切り感と、シーンの飛び飛び感で、今自分がどこにいるのか分からなくなるが、それが…
>>続きを読む前回の『ツィゴイネルワイゼン』では、昭和に作られたデゴイチが出たり、電話の受話器が昭和の形だったり、時代考証が適当だったが、今回の『陽炎座』は大正時代の電話機を使っていたし、デゴイチも出なくて良かっ…
>>続きを読む鈴木清順による大正浪漫三部作、『ツィゴイネルワイゼン』に続く第二弾。
大正時代といえばエロ・グロ・ナンセンス。
そして、大正時代に明治時代からの流れを汲むロマン主義の円熟。
それらを1980年代に…
出会い頭から虚構の世界にぶち込まれ、最後までノンストップで悪夢に引き込まれていく感覚。
『ジェイコブズ・ラダー』とか、最近だとギャスパー・ノエの『クライマックス』とかも同じような感覚を味わったかも…
鈴木清順監督の大正ロマン三部作のひとつ。
旧い日本家屋の陰影とそこに浮かび上がる女性の白い肌。この時代のエロスがよい。狐や狸に化かされているようなシュールな世界。もう現代にはこんな色気ある陰影ないの…