前回の『ツィゴイネルワイゼン』では、昭和に作られたデゴイチが出たり、電話の受話器が昭和の形だったり、時代考証が適当だったが、今回の『陽炎座』は大正時代の電話機を使っていたし、デゴイチも出なくて良かっ…
>>続きを読むいろいろ唐突で変なんだけど続きはちゃんと気になるのですごい
シーンのつなぎ方が唐突すぎると途中で飽きちゃうこともあるから
でもなんかいろいろ唐突だからみおわったあと全然覚えてないかも…ともなる
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劇作家の松崎は品子とイネという2人の女性に惹かれるが2人は松崎のパトロンの妻だった
誰が生きていて誰が死んでいるのか、現実なのか舞台なのかだんだんわからなくなってくる
映像が何もかも不気味で美しい…
やっぱり捕まえたと思ったら逃げていっちゃうんだよなー。でもそこに惹かれていく。
生死、男女、明暗、そして何より愛と孤独。
対となっているものたちが、相手を引き立てあっている。
お恥ずかしながら松田優…
このレビューはネタバレを含みます
カットがいつも美しい。言葉も美しい。
ツィゴイネルワイゼンと比べると描写の奇天烈さは薄くてややポルノ臭くて途中まではあんまりかなって思っていたけど今作は後半に捲られた。
女の情念や、死の儚さをまたま…