SF×水中×ホラー×心理学、なんですかね。
世間的は評価はあまり高くない、B級映画の括りにされがちなんですが、題材自体は全然悪くないと思うんですけどね…。「海底に沈む謎の宇宙船」なんて導入はわくわくするんですけど、中盤からは別に…という。暗いし。
人の深層心理を具現化する未知のアーティファクト、スフィア。負の感情ばかりが増幅されるという、人類にはまだ早過ぎる高次な存在なのか、はたまた何かの悪趣味なトラップか、コレつくった異星の文明もコレのせいでうっかり自滅したんじゃないだろうか。
あるいは、空想・フィクションが現実になるという点で、なにか哲学的な意味合いもあるのかも知れないが…
どうも、原作の方が面白そうですね。これも無闇に映像化して失敗しちゃったケースなのかな?