2021-05-23記。
時を超える無線機の映画は、アメリカの『オーロラの彼方に』が2000年4月、同年5月に韓国の『リメンバー・ミー』が、それぞれの国で公開された。
さらに時を超える郵便受けの『イル・マーレ』も2000年9月に韓国で公開された。
3本ほぼ同時なのは、やはりノストラダムスが影響してるのかな。

また、時を超える無線機は2016年に韓国ドラマ「シグナル」でも使われている。
人間のタイムトラベルは無理だけど、情報を伝えるだけなら可能な気がする。

1979年、ユン・ソウン(キム・ハヌル)は皆既月食の夜、偶然手に入れた中古のアマチュア無線機でチ・イン(ユ・ジテ)と交信する。ふたりは同じ大学だと知り翌時計台の下で会う約束を交わすが、ユンがいつまで待っても彼は現れなかった。やがてふたりは1979年、2000年と違う時代に生きていることに気づく。


日本と香港でリメイクされている。悪い意味で予想を裏切られてしまった。事実を知ってしまい受け入れる覚悟を決めたユンにじんとくる。でもラストは嫌い。

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ここしばらくで日本と韓国のリメイクを観て、そして元作に辿りつきました。最初にこれ観ておきたかったなー😄

良くも悪くも当時の雰囲気。
「シュリ」や「猟奇的な彼女」「8月のクリスマス」なんかが作られた時代ですよ。
今現在の目線で見てしまったらさ、そりゃ今（2024）公開中の「同感」が良きです。
でも当時は軍事政権がまだ記憶に新しいし、ノストラダムスはフィクションだったってわかってすぐだし🤣、まあまあ皆さんの演技もね"当時"のそれだしねっ‼️

主演のキム・ハヌルさんは最初チャン・ジンさんの脚本を読んだ時「童話のようだった」って言ってますね。言い得て妙だわなー。彼の書く本はどれもこれもそんなところがある。
残念ながら日本のリメイクは、当たり前だけど日本の空気を入れようとしたから、既に童話じゃないんだよなー。日本的なラブファンタジー。

むしろ「同感」は当時と現代との女性の立ち位置の違いを考え、男女逆にして大成功‼️
男女替えるパターンは最近だと「1秒先の彼女」からの「1秒先の彼」がね、あんまりうまく生きてないですけど、まーそれだけ難しいチャレンジであって、そして成功してますからねー。

あ、今作の話あんまりしてなかった。
ユ・ジテが「アタックザガスステーション」で人気が出たばかりで初々しく生き生きしていて良いですよ。ハ・ジウォンもね、キラキラピチピチの良い意味で素人感が良いです！
亀🐢くんも諸々も「あー、同感ではこうやって拾ったんだねー😁」と理解理解。



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