教授の静かな老後が、上階の部屋をブルジョアの家族に貸したことにより掻き乱されていく話。
良かった。
ヴィスコンティの作品からは狂気の域の美意識を感じる。
映像が重厚で美しいこともさながら、ストー…
外側から見て、そして、そこの中に入り込んで、家族というものを細分化し捉える。
家族だから運命を共にしなければならない。喜び、苦しみ、感情その全てを共有せねばならないわけで、それができないのならば、血…
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・まさしく嵐のように現れて嵐のように去っていった感じ
・なかなか傍迷惑すぎる間借り人
・入居早々に水漏れやら天井ぶっ壊しやらやらかしてるのになんだかんだ住まわせ続けてあげる時点で教授が優しすぎる
・…
世間と距離をおき、孤独に暮らす美術愛好家の老教授が、彼の家に住みついた人達に翻弄される話。
ブルモンティ夫人とその愛人や娘達私は最後まで好きになれなかった…。
人の家で好き勝手しすぎて私は一緒に居…
『テオレマ』なのって思ったり、こんな散々なことになったのに家族を失ったら悲しいものなのとか色んな気持ちになるけど、町山さんの解説を聞いて初めて点数がつけられるわ。町山さんすごすぎるし、ビスコンティそ…
>>続きを読む静かに暮らしてる主人公のもとに突如距離感バグりまくりの客人が来て……という冒頭で、すわアロノフスキーの「マザー!」路線かと身構えたが、べつにそんなことはなかった。私は心のATフィールドがめちゃくちゃ…
>>続きを読むう〜ん…
理解はできるけど納得はできない映画だったなぁ…
いくら孤独な独居老人だからって、なんであいつらを家族として受け入れられるの…自分なら無理やわ…
そこはかとなく『ヴェニスに死す』に近い雰囲…
このレビューはネタバレを含みます
室内劇。
絵画、調度品、室内装飾(全て本物なのだろう)などの映像美。各人物の魅力、会話劇で進んでゆく。
孤独で芸術肌の老教授、バート・ランカスターが知性的な紳士を演じていた。
シルヴァーナ・マ…
過去鑑賞記録。
ヘルムート・バーガー、バート・ランカスター、シルヴァーナ・マンガーノというヴィスコンティ作品のメインスターたちが顔をあわせた、彼としてはスケール感は小さいが、ある意味、総決算的な作品…
(c)Minerva Pictures