すばらしかった。
ヴィスコンティの映画をみて美しかった だったり グロテスクだった
という言葉を並べるのは余りにも陳腐なんだけど。
本当に美しさと醜さが共存する世界が素晴らしかった。
物語やテ…
(他人に興味ない自分のせいで)おそらく浮気されて、許せないというよりは人付き合いどうでもよくなって離婚した結果世間を遠ざける羽目に。妻または夫が唯一の社会の窓、みたいな人はこんな時どうしてるのー。そ…
>>続きを読むめちゃくちゃ面白かった〜。
ヴィスコンティは『ベニスに死す』に続いて観るのは2作目だけど、好きかもしれない。
別れた妻との想い出と共に豪邸で一人孤独に暮らす老人。そこに空いている部屋を間借りした…
ヴィスコンティ作品はなじめないことの方が多く、まぁそりゃそうだろうなくらいには思っていたのだけど、須賀さんのムックを読んでいたらこれを好きな作品に挙げていて、観ることにした。
正直やはりしんどいな…
本来なら交錯し得ないような識人と家族が、一つ屋根の下で過ごすことで生まれる不条理を豊かに活写。監督のちょっとお高くとまって世界を見る姿勢が独特の味わいを生んでいる。
没落貴族の人間関係を生々しく、…
「家族の肖像」
〜最初に一言、壁画的叙事詩映画の傑作「山猫」を世に送り、美を描いた「ベニスに死す」、そしてその境で心臓病で倒れた彼が自分の人生が既に終末に近づいていることを身に染みて描いた家族にま…
大変によく考えられたシチュエーションだ。一幕モノにも応用が効くな。
家族の肖像という絵画をコレクトするという、家族というモノに対するある種の幻想がぶっ壊される様子を、
家族に上がり込むのではなく…
2022年4月20日
家族愛にグッとくる。どんな人でも愛されなくてはいけない。
2020年12月11日
ヘルムート・ニュートンが美しすぎて…
良い映画だった。皆んなそれぞれ良いとこ悪いとこ。悪人は…
最後の教授が目を瞑りベッドに横たわる姿で終わるのが、一枚の絵画のようで印象的。それは彼が部屋中に飾ってある家族の肖像画とは正反対の、ひとりぼっちで悲しい構図。
登場人物の中で血族でも所謂伝統的な家族…
(c)Minerva Pictures