てぃだ

家族の肖像のてぃだのレビュー・感想・評価

家族の肖像(1974年製作の映画)
3.4
ゴダールを
本当は見たかったんだけど
手持ちのサブスクに未見のゴダールが
なかったので
代わりに?ヴィスコンティを
(全然違うが)



「結婚は家族のため
離婚は自分のため」


これさりげなく名台詞だと思う笑


ヴィスコンティブームを
日本でかつて巻き起こしたという
ちょっと今じゃ信じられない
彼の代表?作。
当時のキネ旬で年間1位に選ばれたり
海外でよりは日本で
特に評価されてる作品ぽい
なぜかは不明。

ヴィスコンティにしては分かりやすい方
で日本人にも
とっつきやすかったってことなのかなぁ

耽美的な豪華絢爛さみたいなのは
今回はあんまりない

たくさんの書物や絵画に囲まれた教授
老境を迎えた彼がとある間借り人を
引き受けて
みたいな話

いつの時代も
死が近づいてくると1人が
怖くなるようで

「ヴェニスに死す」にも
やや通じる老いてくると
若い肉体への言いようもない
思いみたいなのが
やや見え隠れする
てぃだ

てぃだ