教授が何をした⁉︎
午前十時の映画祭にて!
静かな暮らしを愛する老教授の家に突然来た婦人。
「上の階を貸してくださる?」
「いや、賃貸する気ないんで。なんなら書斎にするつもりなんで」
即答で断ったのに、なんやかんやで押し通されて、貸すことになっちゃった教授。
新しく上の階に住むことになった住人に、教授の静かな暮らしが変えられていくことに。
いや、もう……無理でしたわ。序盤から無理でしたわ。5分に1回は「出てけよぉ!」と思ってましたわ(;´Д`A
この、上がり込んできた婦人をはじめ、周りの人物たちの言動や振る舞いがもう不快すぎて秀逸ですね。
映画としては素晴らしい…のかもですが、私には合わなさ過ぎて。無理。
でも、不快にさせる人の表現は非常にリアル。
自分のことしか考えないで、迷惑ばっかりかけているのに、自分が責められる時は、やれ“思想”だの“人権”だの大きな話にして「世の中規模で考えられるなら、隣人の事も考えたげて⁉︎」な感じは、もう本当無理でした。
『ベニスに死す』と同監督なんですね。色々と納得…