このレビューはネタバレを含みます
孤独ではあるが立派な豪邸に暮らし、好きな絵画やレコードに囲まれて自由気ままに生きている主人公。そこに突然イかれた連中が闖入し、訳の分からないまま勝手に二階の部屋を間借りされ、知らぬ間に改装工事まで進められるという、侵略系カオス映画。
おじいちゃん、警察呼ぼうよ…。と最初は思っていたが、連中とも次第に打ち解けて「家族」っぽい何かになっていくのを見て、ま、これでいいのかなとも思わせられた。
結局のところ主人公は以前より孤独を深めて死んでしまったみたいだが……。まあ死ぬ時は皆孤独ですな。