・まさしく嵐のように現れて嵐のように去っていった感じ
・なかなか傍迷惑すぎる間借り人
・入居早々に水漏れやら天井ぶっ壊しやらやらかしてるのになんだかんだ住まわせ続けてあげる時点で教授が優しすぎる
・…
階級による対立、ではなく、貴族的意識に挟まれた青年とそれを見る老人の物語。どこかで老人は青年に自分を投影していたんだろうし、結果として救えない絶望感のようなものを抱いて死ぬ。
圧倒的な溝を埋めるこ…
メモ
・広い意味で″クラシック″という言葉が似合う作品。モダンと対比する描写もあるが。
・モーツァルトや絵画をきっかけに教授と青年の間に心が通じ合った瞬間は詩的。家の改造(破壊)から心が通じ合う…
室内劇。
絵画、調度品、室内装飾(全て本物なのだろう)などの映像美。各人物の魅力、会話劇で進んでゆく。
孤独で芸術肌の老教授、バート・ランカスターが知性的な紳士を演じていた。
シルヴァーナ・マ…
母は若い男を飼い、男は母と愛し合いながらその娘息子と乱交する崩壊した家族。更に左翼や階級社会の闇をバックに据えた歪な関係に教授は巻き込まれるが、それでも全員を信じ、「家族」と呼んだのは彼だけであった…
>>続きを読む孤独ではあるが立派な豪邸に暮らし、好きな絵画やレコードに囲まれて自由気ままに生きている主人公。そこに突然イかれた連中が闖入し、訳の分からないまま勝手に二階の部屋を間借りされ、知らぬ間に改装工事まで…
>>続きを読む淀川さんおすすめに入ってたので鑑賞。
孤独な男が人との交流を通して温かみを知る…みたいな感じ。
このおじいさんがいた空間は死の時間だったんだけど、騒がしい夫人とか可愛いお姉ちゃんとか、ちょっとア…
実に難解、そして腹立たしい映画だった。
1人1人が台風のような人間がまとめて4人も集合したもんなら騒々しい上に破茶滅茶な暮らしが始まる。
勝手に住み着いては破壊を繰り返し、自分の家があるにも関わら…
(c)Minerva Pictures