家族の肖像のネタバレレビュー・内容・結末 - 2ページ目

『家族の肖像』に投稿されたネタバレ・内容・結末

実に難解、そして腹立たしい映画だった。

1人1人が台風のような人間がまとめて4人も集合したもんなら騒々しい上に破茶滅茶な暮らしが始まる。
勝手に住み着いては破壊を繰り返し、自分の家があるにも関わら…

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戦後からのイタリアの不安定さ。強引に入り込んできた複雑な家族。戦時中思想犯を匿った部屋にまた同じような若者を匿う。自分の人生が他人によって良くも悪くもこうも変化させられる。ずっと1人ならこのまま孤独…

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これは日本ではヴィスコンティの死後に公開されて、ヴィスコンティブームが起こるきっかけとなった作品でしたね。私は封切り時には貧乏学生だったので金欠状態で観に行けず、1年以上経ってから後楽園シネマかどこ…

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家族の団欒を描いた絵画に囲まれてアパルトマンで暮らす教授。
そこへ2階を間借りしたいとエキセントリックな人たちが現れたら私だって断る。
でもそこへヘルムート・バーガーが加わったらそりゃ迷う。
とにか…

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「悲しみなんていつまでも残らないわ」

教授とコンラッドの関係は、「ヴェニスに死す」のアシェンバッハとタジオの関係の変形みたいだった。

良かった。

土足で踏み込み乱入してくる一家によって教授の静寂は失われるが、同時に"死"から目覚めさせてくれたという教授。

教授自信の過去や背景は多くを語らないが、教授の目を通して、あの複雑な家庭…

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・SF畑の私は常に何かあると前のめりに観ていた
・あの家族は幻覚なのだ、彼は夢を見ているのだと

・既存の映画文法に凝り固まった頭を柔らかくする映画か
「助言はできない。年齢と知性が教えてくれる」というセリフが好き。

「午前十時の映画祭12」にて鑑賞。
名優バート・ランカスターに、シルヴァーナ・マンガーノ、ドミニク・サンダ、クラウディア・カルディナーレと、大好きな名優と、心奪われる私的三大美女優の揃い踏みにテンシ…

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午前十時の映画祭

強引寄生親子とその仲間に振り回される静かに暮らしたい困惑教授の話。
ずっとひとつの建物の中での出来事なのに、面白いドラマになっているのが凄い。
ワンシチュエーションの演劇のような…

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