このレビューはネタバレを含みます
メモ
・広い意味で″クラシック″という言葉が似合う作品。モダンと対比する描写もあるが。
・モーツァルトや絵画をきっかけに教授と青年の間に心が通じ合った瞬間は詩的。家の改造(破壊)から心が通じ合う…
う〜ん…
理解はできるけど納得はできない映画だったなぁ…
いくら孤独な独居老人だからって、なんであいつらを家族として受け入れられるの…自分なら無理やわ…
そこはかとなく『ヴェニスに死す』に近い雰囲…
家族と思うことで受け入れる、というのは何となくわかる気もした。
世の中理不尽なのことが多くて、思い通りにならない。
そんな状況に対して、心のバランスをとりながら向き合うには、ある種「なかったことにす…
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室内劇。
絵画、調度品、室内装飾(全て本物なのだろう)などの映像美。各人物の魅力、会話劇で進んでゆく。
孤独で芸術肌の老教授、バート・ランカスターが知性的な紳士を演じていた。
シルヴァーナ・マ…
過去鑑賞記録。
ヘルムート・バーガー、バート・ランカスター、シルヴァーナ・マンガーノというヴィスコンティ作品のメインスターたちが顔をあわせた、彼としてはスケール感は小さいが、ある意味、総決算的な作品…
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母は若い男を飼い、男は母と愛し合いながらその娘息子と乱交する崩壊した家族。更に左翼や階級社会の闇をバックに据えた歪な関係に教授は巻き込まれるが、それでも全員を信じ、「家族」と呼んだのは彼だけであった…
>>続きを読むヴィスコンティの自伝的な内容を強烈に打ち出した作品。
老教授の生き様を淡々と描いている。
ヴィスコンティて公爵の息子ですけど貴族社会に反発してるなって感じますよね。
改革思想を作風に感じます。
…
(c)Minerva Pictures