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証人の椅子
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目次

『証人の椅子』に投稿された感想・評価

冤罪の代名詞と言えばこの「徳島ラジオ商殺人事件」だ。開高健が「片隅の迷路」で小説にしている。この本が原作。ちょっと不思議だったのは、永田雅一率いる大映だったからだ。どちらからというと反権力、左翼的に同調する感じでない。完全に右翼。山本薩夫は、ばりばりの左翼だったので・・・プロデューサーが「忍びの者」のヒットと引き換えに映画にしたと。「忍びの者」は、赤旗に連載されていたので妙に納得。お話は、実際の事件をドキュメントタッチで描く前半。その辺は、最近でも観るような再現ドラマのようで今ひとつかなと思いきや、後半冤罪をかけられた女性の甥が全国を駆けずり回り叔母の無罪を一つづつ検証していく。そして国家権力は、偽証を誘導したことを無かったことにしていくため左遷、配置転換を進めて行く。偽証をした少年もこの事件によって翻弄していくある意味ノイローゼではないかと思うが自殺まで思いつめる。後に無罪が確定するこの事件だが54年に発生して85年に無罪と30年の時間はかえってこない。今日も保険金欲しさに娘を殺した人が冤罪で20年かかって無罪になったニュースが報道された。いまだにこのような事件は、起こっているのである。ラストに向かっては、山本薩夫の反権力の怒りが畳み掛けるようだ。吉行和子がまだ若いのにすでにおばさんな役だった。
しずく

しずくの感想・評価

3.0
昭和28年に実際に起きた「徳島ラジオ商殺し事件」をモチーフにした冤罪がテーマの映画です。夫殺しの犯人として妻の洋子が逮捕され、裁判で無罪を主張するも13年の判決が出てしまいます。裁判のお金がかかり家族に迷惑がかかると考え、上告を取り下げ服役する洋子のため、家族や親せきが裁判のやり直しを訴えるストーリー。1度罪を認めてしまうと後戻りできない怖さや、密室で繰り返される取り調べに恐怖を感じずにはいられません。(2015年鑑賞@wowow)
ヒロキ

ヒロキの感想・評価

3.5
法廷劇の教科書。

『証人の椅子』に似ている作品

アリバイ

製作国:

上映時間:

92分

ジャンル:

3.5

あらすじ

突如発生した殺人事件。捜査一課の畑中部長刑事は、老練刑事・佐川とともに拳銃の出所、鑑取り、地取りを命ぜられる。捜査の末、犯行に使用した拳銃からブローカー大野を逮捕するが...。偽装されたア…

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半落ち

上映日:

2004年01月10日

製作国:

上映時間:

121分

ジャンル:

配給:

  • 東映
3.5

あらすじ

アルツハイマー病を患う妻・啓子を殺害したとして、現役警部・梶聡一郎が自首して来た。捜査一課強行犯指導官・志木和正の取り調べに対し、梶は素直に犯行を認める。しかし、彼は自首するまでの2日間に…

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