ゴッドファーザーとなったマイケルはファミリーの運営と家族関係で揺らいでいた。
マイケルの物語と並行して前作で死亡した父の幼少期から青年期のマフィアとして成り上がっていく物語が語られていくことで、マイケルの苦悩が父とオーバーラップし深みをまして演出されるという天才的な構成。
ただ長すぎるw
作品自体はすごい出来栄えなんですが、単純に3時間越えは長い。
物語がじっくりと進んでいくのも関係していると思います。
「アベンジャーズエンドゲーム」「ザバットマン」「DUNE」なと最近の大作は上映時間が長くなりがちですが、長いとは感じなかった。
映画の文脈も変わりテンポの良さを重視した編集や演出に変わってきている映画に慣れてしまったということもあるのだろうと思いました。
僕もテンポ感が気持ちいい映画の方が好きな傾向はあるので、時代の流れというのは芸術作品の在り方も変えてしまうのだと気付いた。