このレビューはネタバレを含みます
「ズートピア」に出てくるマフィアのネズミがまんまドン・コルレオーネで、それキッカケで「ゴッドファーザー」の続編を観てない事を思い出し、借りてきて鑑賞しました。
如何せん長い……。
人生で観た映画の中で、今のところ多分2番目に長い……。
ちなみに、1番は「地獄の黙示録」。
ただ、その長さを物ともしないような作品としての強さがあります。
ヴィトー・コルレオーネが組における繁栄や多くの家族を築くのに相対し、マイケルが組を衰退させ、家族が居なくなり孤独になる様子を同時並行で描かれています。
物憂いげなアル・パチーノに対し、また「あー、こう言う人間関係上手くいっちゃうヤツ居るよなー」って言うロバート・デ・ニーロの演技には脱帽です(また一作目の時のドン・コルレオーネ感がすごい!)。
個人的には、フレドが泥臭くて最高だなーって感じです。
出来る弟に「北斗の拳」のジャギみたいな嫉妬を沸々とさせながら、優しいがゆえにどこか振り切れない感じ、憎めないです。
最後、アンソニーに釣りのシーンで兄弟が仲良かった事を話す所は、オチがわかっているにしろ切なくなってしまいます。
みんな仲良くしたい気持ちはきっと一緒なのになー。
家族って大事だよなー仲良くしなきゃなーと思う作品でした。
まとめ方がチープでごめんなさい。