ゴッドファーザーpart1に続けて、予習のために再鑑賞。
傑作。言うことなし。
やっぱりデ・ニーロ演じるヴィトー・コルレオーネの若い時代の映像に心を掴まれる。
これからのし上がっていくヴィトー・コルレオーネと、反対に没落していくマイケル・コルネオーレの対比。
二人とも優しさがある半面、凶暴性のある人物で、素質は同じなのに一体何が違ったんだろうと考えてしまう。
時代や運など、自分ではどうにもならないことが影響したことは否めないけれど、もう一つは「許せるか、許せないか」という判断だったと思う。
マイケルは人を許せなくてどんどん孤独になっていったから。
客観的に見せられると、許せないって本当に地獄だ。
限度はあるけど、許すことの大切さを図らずもギャング映画の最高峰から教えてもらった。