ワルキューリ

大襲撃のワルキューリのレビュー・感想・評価

大襲撃(1964年製作の映画)
3.8
白人と先住民族の血で血を洗う復讐の連鎖に軍の大尉スタントンと血気盛んな先住民の若者レッドホーク、出自に秘密を抱える女性ドーンとの三角関係や父と子のつながりを絡めた西部劇。

派手な演出はないものの、白人からの差別やヘイトクライムを描き、かつ主人公スタントンも言下に否定しきれないという問題の深さを正面から捉えている佳作。

1957年に公開された「大襲撃」とはタイトルは同じだけど中身はまるで真逆です