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招かれざる客のmerのネタバレレビュー・内容・結末

招かれざる客(1967年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

最後の、ジョアナの父親がみんなに向かって演説するシーン。やっぱり、こういうラストの重要な場面は白人なのかと思ってしまった。そもそもジョンの父親がこういう役割を演じても良いわけで、人種差別をテーマにした映画だとしても無意識の差別は変わらないのか…(ジョンの母親の話のおかげで考えが変わって結婚を認めるようになったのを考慮すると、ちょっと考えすぎ?)
展開の速さもちょっと気になったけど、最後まで飽きずには観れたのと、60年代にこういう映画を作れたことへの驚きとでこの点数。
劇中で「50年、100年経たないとこの差別は終わらない」という趣旨のことを言っていたけど、いまだに差別が強く残ってる現状をみると、人の心はそう簡単には変われないんだなと強く実感。
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