工藤蘭丸

招かれざる客の工藤蘭丸のレビュー・感想・評価

招かれざる客(1967年製作の映画)
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1967年のスタンリー・クレイマー監督作品。白人の娘が婚約者として黒人男性を連れてくる話で、その時の家族の困惑を描いた作品だったかな。

私が高校生の時に観た時は、アメリカの人種差別の実態をあんまりよく知らなかったけど、キング牧師が暗殺されたのが1968年だったし、まだまだ差別感情が強かった時代に作られたのが本作だったようですね。

キャサリン・ヘプバーンがオスカーを受賞した作品だったようだけど、当時はヘプバーンといえば断然オードリーだと思っていて、キャサリンが大女優だったことは知りませんでした。

たぶん若い頃は本作を娘目線で見ていたんじゃないかと思うけど、本来の親目線で観ると、また見える風景も変わって来る映画かも知れませんね。