堂々と鎮座して空間に存在している人たち。そこに正しさも間違いも無く、自分の気持ちに正直か、そうでもないかの差。人と人の隙間に射す光線。広く狭い街、高所と狭所で情とペルソナに挟まれる。関係性の不適合と…
>>続きを読むモーリーの姉の旦那(小説家)が終盤車にぶつかった後に言ってた一連の言葉が普段自分が考えてることとほぼ同じでビビった。
人と関わってると余計な疑いやフリ、見栄でくっついたり離れたりするけれど、結局自分…
まるでトレンディドラマのような群像劇なのに、とにかく暗く暗く潜るように展開していくエドワード・ヤンの傑作。どの登場人物も決して褒められたような人間ではない中で、そんな文脈から「良い女の子のフリをして…
>>続きを読む人々の交じり合い、惹き込まれたわ。
初めは登場人物を覚えるのに必死だったけど、覚えてからは情がジェットコースターの如く流れ込んできた。スクリーンの前でどっぷりと浸かるのがオススメの映画よ、ぜひ。この…
散らばりまくった話を
最後にそれぞれが終着地に向かっていって
気持ちよかったなー
台湾映画って他ではあまり見ない画角っていうか
お互い前を向いてカメラがその2人の正面を捉えてて
みたいな
朝のオ…
台湾の若者たちは忙しい、仕事して、デートして、友達と恋人とけんかして、ひょんなことから恋に落ちたり、関係を持ったり、別れたり。2日間の物語が小さな波大きな波を立てて展開される。明けた3日目の朝はまた…
>>続きを読む数々の登場人物、十人十色でありながら等しく、愛のある眼差し。それだけで満たされる
高層ビルから覗く早朝の景色をバックに顔も見えない2人の会話、わずかに顔を横に向けたとき、微かに光が入り表情が窺えるが…
誰が誰なのかわからぬまま映画は進む。
だんだん関係図が見えてきた頃、
1人1人の行先にも淡い光が見え始める。
聴き慣れない言語、座り心地の悪い椅子。
物語に入り込む障壁は高く感じられたが
観終えた…
「人生は演劇だ」みたいなセリフが冒頭にあった気がする。
新進気鋭の舞台演出家のセリフだったと思うけど、この映画自体がまさに「人生は演劇だ」を表現している感じだった。
20年の間に急成長した台北を…