2番目の美学。好きな人と自分の友達が結婚前提に付き合ってたらどうしますか。自分は彼女の1番にはなれないし、2人には幸せになってほしいし、彼らにとっていい距離感で、好きな人のそばにずっといたい。
本作は結婚前の若い男女の心の揺れを描いてるんだけど、そんなもんより彼らの友人(嶋大輔)の言動にただ釘付けになってしまった。
親はホテル経営者のプー太郎。見た目も立ち居振る舞いもチャラチャラしてる。
好きな人の友達ともイチャイチャ(彼女が望むからわざと)
友達と関係を持ってしまった彼女の姉ちゃんをわざと誘惑(彼らの仲を取り持つため)
そんで成り行きとはいえ、結末には唖然とした。
彼らは金持ちのおぼっちゃんは自由ね。とただ笑うだけで、チャラチャラに隠された恋心や粋なはからないに、全く気づきやしない。
おぼっちゃんはそれはそれでいいと、
どこか達観してるようで、そして、人生の成り行きを楽しんでるようだ。
2番目を貫いた男。
粋でした。こんな人物あまり見たことないからとても楽しかった。漫画とかに出てきそうだけどね。