【第54回アカデミー賞 監督賞他全3部門受賞】
ウォーレン・ベイティが製作監督脚本、更に主演をつとめ、この年最多の12部門にノミネートされ監督賞・撮影賞・助演女優賞(モーリン・ステイプルトン)の3部門で受賞を果たした。
実在したジャーナリストのジョン・リードとその妻でフェミニストのルイーズを描いている。196分という長尺を持たせるだけの強度を持った作品であることは間違いなく、ウォーレン・ベイティが監督賞を取ったのも納得。
ドキュメンタリーのような形式が挟み込まれたりとなかなかに芸が細かい。
見て損はない。ただ終始あまり興味が持てなかったのでこれくらいかな。ロシア革命とかに興味があれば楽しめるかも。
あ、あと演者はみなすごく良かった。この役はダイアン・キートンじゃなきゃ説得力がなかっただろうし、ジャック・ニコルソンもいつもとはちょっと違う一歩引いた感じでよかった。