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影なき殺人のditaのレビュー・感想・評価

影なき殺人(1947年製作の映画)
4.0
@シネ・ヌーヴォ ~フィルム・ノワールの世界vol.4~   

前半は冤罪を生み出す恐怖をまざまざと見せられて、ルポルタージュで読んだ数々の冤罪事件の話や、名張毒ぶどう酒事件のドキュメンタリーを思い出したし、後半は痺れるような法的劇で、木村拓哉も堺雅人もコレ観て役作りしたんじゃないのと思ったりした。

色々なドラマや映画の元祖的なアイデアがたくさんで、実在の人を使ったり事件の場所を出来る限り再現する映画がイーストウッドより随分前にあったのも驚き。面白かった!
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