まさなつ

影なき殺人のまさなつのレビュー・感想・評価

影なき殺人(1947年製作の映画)
3.8
フィルム・ノワールの世界vol4

え、なるべく実在の人を出演させてるって、そういう映画最近あったけど、こんな前からやってたんですね〜^_^

まあ、主要人物は役者なんで、どの辺の人がそうなのかは分からない、、。

前半は、人望ある神父がたくさんの人が往来する街中で殺され、その犯人にある青年が仕立て上げられる恐怖。実際にあった冤罪事件。フリッツ・ラングの「激怒」でもあった群衆心理。怖いです。

後半は法廷劇。弁護人が青年の冤罪を晴らすのではなく、検事側が、、というのが珍しいし、その攻め方が痛快!

面白かったです。
まさなつ

まさなつ