ゴン吉

ロボコップ3のゴン吉のレビュー・感想・評価

ロボコップ3(1992年製作の映画)
4.0
殉職してアンドロイドとなった警官の活躍を描くSFポリスアクションドラマ「ロボコップ」シリーズの第3弾。

ロバート・ジョン・バークが主演、ジル・ヘネシーとナンシー・アレンがWヒロインを演じ、レミー・ライアンが子役、ジョン・キャッスル、ブルース・ロック、CCH・パウンダーらが共演。

近未来のデトロイトは日本企業カネミツに買い取られ、その傘下となったオムニ社は新たな都市開発デルタシティ計画を進め、治安特殊部隊リバップによって立ち退きに反対する住民を排除しようとしていた。これに対して反対住民の一部は武装集団を結成してテロリストとなり、武力活動を繰り広げていた。
そんな折、テロリストの追跡をしていたアンドロイドの警官・ロボコップ(ロバート・ジョン・バーク)は上司の命令を無視して、追跡を勝手にやめて同僚警官の支援を優先する。さらに法に背いて、武装テロリストや更生センターから逃げ出した不穏市民を守るために特殊部隊リバップに対して一方的に発砲したため逆襲に会い、同僚の婦警(ジル・ヘネシー)が命を落としてしまう。
これを機にロボコップはテロリストたちの味方になり、行政に反旗を翻す.... 

今回のロボコップは治安を守る警官でありながら武装テロリストの仲間に。
当時の都市再開発や日本企業による米国企業の買収といった時事問題を取り入れながら、テロリストの内情を描いている。
ロボコップの好敵手は日本企業カネミツの最新アンドロイドのオートモ(ブルース・ロック)で、斬鉄剣でロボコップに襲い掛かる。一方のロボコップもガンアームやフライトパックを装備して腕から銃弾を発射したり空中を自在に飛びまわったりとパワーアップ。
ラストは日本のファンを考慮してか礼儀正しい日本人を滑稽に描きながらも上手くまとめています。
「友達はマーフィーと呼ぶ 君たちにはロボコップだ」 

2023.5 BSテレ東で鑑賞(シネマクラッシュ・吹替:宇津木道子 訳)
ゴン吉

ゴン吉