非力ながらも立ち上がる人々の善性と、それをエンパワメントする存在としてのヒーローの不屈の強さをストレートに描いた、英雄譚の大傑作。
民衆と共に立ち上がる警官たち、テレビから流れる呼びかけとジェットパックの予備電源に己を奮い立たせ太陽を背に空から舞い降りるロボコップの姿には泣いてしまった。ヒーローが立ち上がる理由に、根性論だけじゃなくてちゃんとフライトパックに予備電源がついてるって情報を事前に聞かせてくれるのが良いんだよな。
ラストの、1と2を経てここに来て自らロボコップを名乗る流れも熱い。ヒーロー映画の名乗り上げは良いな。
