あまりの酷さに爆笑した。
どうしてこうなったw
シリーズの核であった悪趣味な風刺や皮肉は跡形もなく、ロボコップの哀愁すら無くなった。それでも子供向けスーパーヒーロー化も大好物だがやドンとこりんと胸襟を開けて待ち構えてたのにダメだこりゃ。
主要な登場人物がほとんど活躍の場がないまま思い入れる間もなく退場してしまう。困ったときはなんでもPCで解決できてしまう都合のいい万能ぶりは93年という時代のせいか。
唯一の見せ場だと思ってたロボコップVSロボ忍者の結末も燦々たるありさま。スピードスターのロボニンジャはスロウムーブのロボコップの明らかな天敵！ロボコップ絶体絶命！こりゃようやく面白くなる！と思ったら吉本新喜劇かっていう無駄なコケ脅しで刀をブンブン振り回しただけであっさりやられてしまう。
シリーズ皆勤賞の役者さんお疲れ様でした。クリス役のナンシー・アレンは貢献度ナンバーワンだろうに早々に退場。あの扱いも酷い。何か理由があったんだろうか。
いや久しぶりに酷い映画を見て笑った。
たまにはくらっておくものですね。
