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ロボコップ3のmitakosamaのレビュー・感想・評価

ロボコップ3(1992年製作の映画)
3.3
ロボコップの3作目で最終作。すこぶる評判が悪いが個人的には全然嫌いじゃ無い。トンチキ具合が最高だ。ロボコップなんてそもそもトンチキなんだもん。

何より2で不満だった警察側の見せ場がちゃんと復活したのが良い。

今作はオムニ社が日本企業に買収されたという設定。日本が思いっきりバブルだった時代だもんなー。ハリウッドの悪役にされるほど日本が潤っていた時代だ。遠い昔の話だわ。
日本企業に買収され、都市再開発に社運をかけるオムニ社は私設軍隊リハップで強引な住民立ち退きを決行する。レジスタンス化し地下に潜った住民達。
マーフィーはオムニ社には逆らえないよう設定されていたが、レジスタンスにより修復。住民を守る為にリハップと戦う。
レジスタンス側には天才エンジニア少女がいてハッキングもお手のもの。こういうキャラは良いね。

日本側から送られてきた忍者ロボ、その名も大友!リアルなヒトガタ体型で、そのうえ量産型で3体もいる。
コイツの日本刀裁き、嫌いやわぁ!!!!中国刀みたいに片手で持ってヒュンヒュン振り廻す。(中国刀は柔らかく鞭のようにしならせて使う。日本刀は重く両手で持って一刀両断にするイメージ。香港系のアクション監督はこういうデタラメな日本刀の殺陣を演出しがち)
だが、そのトンチキさも魅力の一つだ。

リハップの暴走により警官達はバッジを捨てレジスタンスに協力。
そしてロボコップは飛行ユニットで宙を飛ぶぜ!当時ですら合成がチャチすぎると言われてたもんな。そしてそんなに飛ばない。どうせなら海を越えて日本の本社に殴り込めば良かったのに。

最後は日本企業社長のマコ岩松が謎のジャパニーズOJIGIで挨拶。
無法化したデトロイトの内乱がこんな形で収束されるのか!?流石俺たちのロボコップが守るデトロイトだぜ!
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