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ー 見た目はあちゃん！頭脳はよーだ！
東京都西多摩市のBSL4施設を《赤いシャム猫》と名乗る武装集団が襲撃。致死率80%におよぶ危険な細菌が持ち出された。時を同じくして、《怪盗キッド》との戦いに執念を燃やす園子の従叔父・次郎吉は、キッドへ挑戦状を叩きつける。東京ー大阪間を航行する飛行船でキッドを待ち受ける一行だったが、飛行船は《赤いシャム猫》によってハイジャックされてしまう。
◆ 劇場版「名探偵コナン」第十四弾
『世紀末の魔術師』『銀翼の奇術師』『探偵たちの鎮魂歌』に続き《怪盗キッド》が活躍する劇場版作品。男性キャラクターの推しはキッド様です（確信）
工藤新一や服部平次と肩を並べる推理力と運動神経も抜群というハイスペックな高校生。「変装の達人」「ハングライダーの名手」という特殊スキル持ちな上に、好敵手のピンチにはその身を呈して颯爽と駆けつけるジェントルさ。程よい軽さ（チャラさ）も大変よろしい。今作でもコナンとのコミカルな掛け合いや、家畜（水牛？）と戯れる無邪気な一面が垣間見られました。初っ端から蘭姉ちゃんに正体を看破されるおっちょこちょいな展開も良かったなぁ。（蘭姉ちゃんチョロすぎ問題）
◆ 私は探偵ではなく泥棒。泥棒は盗むのが商売。
ー たとえそれが、人の心でもね。
バイオテロを匂わせるハイジャック事件と、怪盗キッドのお宝を狙った事件（というか、次郎吉おじさんの挑戦）を絡めたプロットは面白かったです。
飛行船内パートと、コナンが窓から放り出されてからの追跡パート、そして（取ってつけたようなとか言わない）関西パート。一見するとワンシチュエーションになりそうな設定でしたが、上手く場面転換されていたので最後まで飽きずに見る事ができました。
二転三転して、裏の裏を取るように展開していく事件も面白かったですし、前作『漆黒の追跡者』との繋がり（美味いお好み焼き食べに連れてったるでー！）を含ませるような演出も良かった。続けて見てなかったら多分気が付かなかっただろうけど。
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あちゃんとアニメを見よう企画 第二弾！
前作が重め暗めだったからか、今作は（キャラ同士のやりとりが）軽め明るめでした。キッド様やっぱり良いわ〜。
