群青

名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)の群青のレビュー・感想・評価

3.2
再鑑賞による再レビュー。


第14弾は飛行船でバイオテロ!そしてキッド!


キッドと共にテロリストに立ち向かうというアクションをふんだんに盛り込んだ作品。
この再殺事件なんて定番は捨ててしまえ!という思い切りの良さ笑

一応テロリストの真意が謎めいているのだがその目的が納得できるものの、しょうもなくてそんなことのためにわざわざこんなことを⁉︎と思ってしまう。

しかしそれがわかる前の感染云々は今だからこそ見ると重みが増す。
こんなことで重くなって欲しくないけど…コロナの前と後でこんなに感覚が違うんだ…
感染したかもしれない人に対する恐怖、感染した本人の恐怖、助からないのではないかという不安は切実だ。

飛行船が通る下の奈良、大阪のパニックも遠いような話だったのがすごくリアリティを持ってしまった。コロナでここまではなってないけど、疑心暗鬼と集団心理はいとも簡単に人を思考不能にさせる。
そこにつけ込む犯人、許すまじ。

ちなみに今回の犯人は結構用意周到で、コナンは全て手回しして解決させたかと思いきや別のカードを持っており、彼を結構いいところまで追い詰める。前作の組織とはまた違った焦ったコナンが見れる。


アクションに振っている話なのでコナンの超人的運動神経も発揮される。
銃弾はいとも簡単に避けるし、飛行船の中も外も縦横無尽に駆け抜ける。マジでこいつなんなんだ!笑(byジン)


そしてキュンキュン!
今作、キュンキュンできるポイントがある!

蘭が新一=キッドと信じてしまう!
蘭は大変困ってしまう。
大切な人が世界的に有名な怪盗だったらどうしよう。そりゃ不安だわな笑
しかしきっちり園子がキッド推しの話をすると慌てる。かわいい笑

最後の蘭によるキッドの説得はすごくキュンキュンする。声優の熱演で切なさが溢れている!キュンキュン!
そしてそんな蘭にキッドが仕掛けるアレも、あれ?いいの?しちゃうの?マジー⁉︎となるし(訳がわからない)、それをみたコナンが本気で焦る。犯人に追い詰められた時よりも焦る笑


久しぶりにキュンキュンが見れてご馳走様といった感じ。
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