オーウェン

ザ・ホークス ハワード・ヒューズを売った男のオーウェンのレビュー・感想・評価

3.3
1971年にハワード・ヒューズ本人の了承を得らずに自伝を捏造した男の伝記。

売れない作家アーヴィングの起死回生に選んだ題材がハワード・ヒューズの伝記。
偽の契約書を仕立て、書物を調べ上げるなどあの手この手でハワード・ヒューズの伝記をそれらしく作っていく。
しかしヒューズ本人にそのことがばれてしまうのであった。

「キャッチ・ミー~」もそうだったが、筆跡鑑定や声帯鑑定などかなり緩い時代なのが分かる。
それとヒューズ本人が稀代の変人というのもある。
それらを含めていかにだまし抜くかが見どころ。

リチャード・ギアにアルフレッド・モリーナと役者はいいが、この作品の監督がラッセ・ハルストレムと聞くと驚く。
いつも手がける題材とは明らかに違うだけに、その点で好き嫌いが分かれるかも。
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