郁哉サム

おいしいコーヒーの真実の郁哉サムのネタバレレビュー・内容・結末

おいしいコーヒーの真実(2006年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

気になっていたドキュメンタリー作品。
たかがコーヒー、されどコーヒー。。。


【思った通りだった、コーヒーって…】
質の高い豆だとしても実はかなり原価が安い。
現地では日本円だと何銭レベルでやりとりされる。
それが色んな企業を通して我々に数十円〜数百円で届いているのだ。
エチオピアはアフリカ最大のコーヒー産地なのに豊かな人が誰もいないのはどういう事だろう…?

【コーヒーの中に沈む闇がエグい(笑)】
現地の人々の年収は日本の低所得層よりも低い。
家庭を持つ一家でも子供に学校を行かせるのが困難な程稼げる業種になっていない。
植民地時代と何ら変わっていない。
米国の南北戦争前の黒人奴隷を現地でやらせているレベルなのだ。

【ちなみに私の見解では…】
自動販売機といえば、、
水、お茶、コーヒーは必ずある。
(↑どれかしらは絶対にある。)
※あと言えばスポーツドリンクも。
これらはみんな原価が安いから並んでいる。
そして、近年の健康意識にあやかって自社の利益の為に推し薦めてただけである。
日本の場合は本当にコーヒーの豆から作っているかすら怪しい。
味覚なんて科学の分析で味を操れるし、匂いも香料でなんとかなる。

真実を知る事は大切だ。
今度豆から買ってみようかな。
郁哉サム

郁哉サム