Robert

おいしいコーヒーの真実のRobertのレビュー・感想・評価

おいしいコーヒーの真実(2006年製作の映画)
4.0
念願の鑑賞。

コーヒー産地の中でもアフリカ、エチオピアの豆の品質が評価されていることからドキュメントがスタートします。

原産地エチオピアの現状を紹介して、最終消費地スタバのシアトルのお店の様子などから不公平感を描いています。また、エチオピアのコーヒー豆組合がイギリスなどに売り込みに行くなど生産側の奮闘ぶりも紹介されたりします。

観終わってみるときっと「なにがこーした不公平の原因となっているのか?だれが悪いのか?」と誰もが考えることでしょう。それくらい南北の経済格差にショックを覚える映像が出てきます。
構造的な原因が重なって、さらにはバッタ被害が深刻化している2020年以降、食糧問題と共に世界が南北格差に再び関心が向かうことを期待します。
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