このレビューはネタバレを含みます
スティーブマックイーン演じる主人公トム・ホーンは元戦争の英雄で射撃の名手。牛泥棒の撃退を依頼され、引き受けるが、依頼主達はトムのやり方に行き過ぎた物を感じ、罪を着せて処分する事を目論む。
戦争で殺人を経験し、自分には殺すか殺されるかの生き方しかできないと感じる主人公の、変わりゆく時代の中で感じる孤独や絶望が描かれていた。バッドエンドは残念だが、この頃なんて今とは比べ物にならないくらい冤罪なんてあっただろうな。
会話の盗み聞きのメモが証拠のように扱われ、死刑が宣告されるのはまるで魔女裁判のようだった。