鍋レモン

特攻野郎Aチーム THE MOVIEの鍋レモンのレビュー・感想・評価

特攻野郎Aチーム THE MOVIE(2010年製作の映画)
3.8
⚪概要とあらすじ
80年代に人気を博した米TVドラマ「特攻野郎Aチーム」を、リドリー&トニー・スコット兄弟のプロデュースで映画化。無実の罪を着せられた4人の破天荒集団“Aチーム”が、汚名を晴らすために奇抜な作戦で事件の黒幕に迫る。リーダーで天才戦略家のハンニバルにリーアム・ニーソン、調達屋のフェイスにブラッドリー・クーパー、用心棒バラカスに元世界UFCライトヘビー級王者のクイントン・“ランペイジ”・ジャクソン、敏腕パイロットに「第9地区」のシャルト・コプリーが扮する。

米軍特殊部隊ハンニバル率いるAチームは特殊任務に就かせたら最強。抜群の知能と行動力を買われ、偽装紙幣の原版をイラクのフセイン政権残党から奪取することになる。無事に原版を回収したものの、パイクなる私兵の裏切りで原版は強奪され、将軍殺害の汚名を着せられる。チームの汚名を返上するため、ハンニバルはCIAの手を借り脱獄。チームメンバーのフェイス、B.A.、マードックとともにパイクの元へ向かう...。

⚪キャッチコピーとセリフ
“デカいことヤローぜ。”
“一人でも最強、チームなら無敵。”
“THERE IS NO PLAN B.(B案はない)”

「暴力で得た勝利は敗北に等しい 一瞬でしかないのだから」

「心に暴力があるなら吐き出せばいい 非暴力という無気力よりましだ」

⚪感想
アクション作品。

2回目の鑑賞。なんかほぼほぼ忘れていた。

TVシリーズを知らなかったので勝手にタイトルからB級みを感じていたが、全体的に有名アクションに劣らぬ、もはや超える銃撃戦、爆撃、火薬の量で面白かった。
飛行機から戦車でパラシュートとワイルドスピードみたいなことしてて面白い。

このチームはそれぞれ個性が光っていて、キャラクターが良い。

“ハンニバル”ジョン・スミス大佐を演じるリーアム・ニーソン。
リーアム・ニーソンは理想の上司だなと思うぐらいハマり役のTheリーダー。
基本的にアルコール依存症or家族が誰かしら死んでるor家族との関係が死んでるみたいな悲壮感溢れる役柄が多いので今作のような役もできるの最強すぎる。

“フェイス”テンプルトン・ペック中尉を演じるブラッドリー・クーパー。
ブラッドリー・クーパーハンサムすぎて役名ハンサムかと思ってたらフェイスだった。女好きなうえモテモテなの面白い。

“B.A.”ボスコ B.A.バラカス軍曹を演じるランペイジ・ジャクソン。
普通に演技うまいのが面白い。
ハンニバルとのガンジーの言葉についてのやり取りのシーンが好き。

“マードック”H・M・マードック大尉を演じるシャールト・コプリー。
チーム系の作品には欠かせない精神的にちょっとヤバイ系のキャラクター。

ジェシカ・ビールにパトリック・スチュワート、ジョン・ハムとキャストも豪華。

ストーリー展開は盛り込みすぎていてややもったいなさはあるけれど面白い。

最後の終わり方か個人的に大好きな作り。

TVシリーズは見たことがないので見てみたい。



⚪以下ネタバレ



ラストはキスからの鍵ゲットで続編をやや期待させる終わりなものの制作にお金をかけすぎたのか製作中止になってしまったの悲しい。

⚪以下ストーリー(Wikipediaから引用)
メキシコでの作戦行動中、ハンニバルことジョン・スミス大佐(リーアム・ニーソン)は独断専行したフェイスことテンプルトン・ペック中尉(ブラッドリー・クーパー)を救出するため、偶然出会ったB.A.ことボスコ B.A.バラカス軍曹(クイントン・ジャクソン)と、マードックことH・M・マードック大尉(シャールト・コプリー)を仲間に引き入れる。彼らは作戦を無事に成功させ、Aチームことアルファ部隊[2]を結成する。

それから8年後、イラクの前線基地に「バグダッドで活動するゲリラが『USドル紙幣の偽造原版』と大量の偽札を持って逃亡しようとしている」という情報が、中央情報局(CIA)によってもたらされる。ゲリラへの対処はパイク(ブライアン・ブルーム)率いるブラックフォレスト部隊が行う予定だったが、ハンニバルは自分たちが対処することをモリソン将軍(ジェラルド・マクレイニー)に直訴する。Aチームはゲリラを襲撃し、見事に偽造原版と偽札の奪取に成功する。

しかし作戦の完了直後、Aチームの目の前でモリソン将軍の乗る車両が爆発し、混乱の中で偽造原版は何者かによって持ち去られてしまう。軍法会議にかけられたAチームは極秘命令だったゲリラ襲撃を疑われ、10年の禁固刑と初年兵降格の上で不名誉除隊の処分まで下されてしまう。

半年後、ハンニバルは原版を盗んだのがパイクだと確信しており、同様に考えるCIAのリンチ捜査官(パトリック・ウィルソン)の協力を取り付けると、名誉を回復して軍へ復帰するため刑務所を脱走する。フェイス、B.A.、マードックも難なく助け出し、Aチームは再結成され、追跡してくる軍を追い払いつつパイクが目撃されたフランクフルトへと向かう。

辛くも原版を取り戻すAチームだったが、同時に誘拐してきたパイクの協力者は死んだはずのモリソンだった。バグダッドでの原版強奪はパイクとモリソンの計画であり、それに一枚噛んでいたリンチの独り占めを避けるため、Aチームが濡れ衣を着せられたのだ。リンチはモリソンをも亡き者にすべくAチームの居場所を爆撃するが、生き残ったAチームはモリソンと原版の引き渡しを軍に持ちかける。

リンチはAチームと軍のやり取りを盗聴し、仲間に引き入れたパイクと共に取引場所である港に部隊を配置して待ち構える。しかし、フェイスの罠に嵌って部隊が壊滅状態になると、不甲斐なさに呆れたパイクが船にロケットランチャーを撃ったことで港は大混乱に陥る。

これまで高みの見物をするだけだったリンチだが、仕方なく自ら原版を回収するため崩れたコンテナ群へと入っていく。ハンニバルはとあるコンテナの中に彼を誘導し、巧みに煽って本性を露わにさせる。すると間を置かずコンテナの壁と天井が取り払われ、包囲していた軍にリンチは逮捕される。

事件は解決したものの、リンチことヴァンス・バリスの身柄はCIAに持っていかれてしまう。Aチームの面々も脱走の罪で拘束されるが、彼らの手元には再び脱走するための手立てが既に用意されていた。

⚪鑑賞
午後のロードショーで鑑賞。
午後のロードショーで鑑賞。(231117)
鍋レモン

鍋レモン