ゴン吉

ガメラ対大魔獣ジャイガーのゴン吉のレビュー・感想・評価

ガメラ対大魔獣ジャイガー(1970年製作の映画)
4.0
大映を代表するカメの怪獣特撮映画「ガメラ」シリーズの第六作目。
高桑勉とケリー・バリスが主役の子供を演じ、キャサリン・マーフィ、炎三四郎、大村崑らが共演。 

日本万国博覧会で展示するため、ウェスター島の石像を運び出そうとするが、ガメラが現れて妨害する。
そこでガメラを攻撃して強引に運び出すが、地震と火山噴火がおき、古代ムー大陸に生息していたジャイガ-が目覚めてしまい、石像を追って大阪にやって来る....

アジアで初めて開催された日本万国博覧会の会場がメイン舞台で、万博のパビリオンの紹介もあり興味深い。
日本人と白人の少年が主人公の作品で、基本的に子供向けの内容ではあるが、ガメラが緑の血を流したり手足を串刺しにされるなどシリアスで痛々しいシーンもある。
おまけにガメラは体内に幼虫を産み付けられて透明化し、活動を停止してしまう。
果たしてガメラの運命は如何に?
「私たちは今回の事件で一つの教訓を得た それは子供たちの持っている素朴な直感とけがれ無き魂 大人になっても失ってはならない ということである」 

2023.3 GYAO!で鑑賞
ゴン吉

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