MayumiM

ガメラ対大魔獣ジャイガーのMayumiMのレビュー・感想・評価

ガメラ対大魔獣ジャイガー(1970年製作の映画)
2.0
大阪万博準備期間中の会場をうまく利用し、パビリオンの展示品として島の石像を日本に運び入れようというオトナの謀略によって目覚めた魔獣ジャイガーをコドモとガメラが協力して倒すという物語。
そんなオトナ達のいい加減ぶりに呆れるコドモ達ながら、そんな彼らだって何が何でもガメラ頑張れで終始するトコロは無邪気といえば無邪気だけれど、鬼とも悪魔とも取れかねないこき使いぶりは日本の将来を不安にさせる要素となっていた。しかも、そんな人間達は頑張ってるガメラを尻目に、建設中のパビリオンを壊してくれるなという更に鬼とも悪魔とも……。
ガメラの自己犠牲が激し過ぎて、芸術は爆発なんだ……と痛感する一作。
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