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ガメラ対大魔獣ジャイガーのbeachboss114のレビュー・感想・評価

ガメラ対大魔獣ジャイガー(1970年製作の映画)
5.0
ガメラは昭和に尽きる。

しかも今回の舞台は大阪万博だ、わーい!

例によってツッコミどころは満載だが、無粋なことを言ってはいけない。ストーリーは意外とよく練られていて、見所も盛り沢山なんだから。

見るか見ないか、以下の場面やセリフから判断しておくれ。

・ガメラの体内を潜水艇で「ミクロの決死圏」。いや、むしろウルトラセブンの「悪魔の住む花」。

・鼻から吹き矢を放つジャイガー。梅ちゃんではない。

・随所でツッコミが冴えまくりのアメリカ人少女、スーザンちゃん。ラブリー!

・少年「ガメラー! 万博の会場は壊さないでよ!」
スーザンちゃん「そんなことガメラに頼んでも無理よ。ガメラには分かりゃしないわ」
大村崑「いや、ガメラはきっと分かってくれるて。その素直な気持ちが大事なんよ」
実に冷静なアメリカン少女、答えになってない浪速のオトン。

・科学者「超音波を武器にするジャイガーは低周波に弱い。寒さに強いエスキモーが南方に行くと参ってしまうのと同じ原理で~」
分かりやすすぎるぞ、その喩え。本当にいいのか、科学者?

・日本の少年「ガメラ、あぶなーい! 耳を塞げ!」
手がとどくのか? それ以前に、耳はどこなんだ?
あ、 とどいた!
つーか、そこ、本当に耳?
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