抹茶マラカス

美女と液体人間の抹茶マラカスのレビュー・感想・評価

美女と液体人間(1958年製作の映画)
3.4
放射線被曝に伴って液体化してしまった人間による犯罪を描く。
前作(一応扱いではシリーズではない)の透明人間と違って、ここからはストレートに悪いやつになる。第五福竜丸から着想を得た上で、反核だけでなく、当時の政府が反科学的な立場を取っていたのかな?と思わせる科学の重要性をしっかり謳っている。ホームズと同じで、あり得なさそうでも、科学的検討で可能性を排除した結果残ったらそれが真実。いつまでもそれを認めない警察に苛立ちは感じる。
分かんないけど、そのうちMCUかDCに出てきそう。絶対アメコミにいるでしょ、液体になる人間。気体になってるやつはヘルボーイにいたし!