リアム

美女と液体人間のリアムのレビュー・感想・評価

美女と液体人間(1958年製作の映画)
3.2
こないだ観た「惑星大戦争」に続き特撮シリーズ!

1958年だって!カラーだし特撮映像も頑張っていて素晴らしい✨史実を取り入れているあたりもストーリーにリアル感を出し、また核実験の恐怖というのが日本らしいテーマでした。

女優さんがタイトルに違わぬ美女でした!キャバレーの華やかなシーンやカーチェイスに映る東京の街並みなども今の私達からすると大きな見所。液体人間というとT-1000のようなイメージを想像しましたが、ドロドロとした液体が床や壁を這い回る様はなかなか不気味でしたね。人間が溶ける過程の撮影なんか凄く楽しそう。特典映像で特撮の様子を語る撮影陣の生き生きとした表情がなんともムネアツでした✨

確かにツッコミ所はありますよ。キャバレーの女の子が液体人間に取り込まれるシーンだけ異様にチープだったり、回収した放射線出まくりの浮き輪を素手で触りまくったり、川に大量のガソリン流して火つけたり……おいおい、大惨事やないか(笑)「退避〜!」「液体人間は全滅しました〜」じゃねーよ(笑)でもね、いいの。楽しく作った感じや情熱が伝わるから。

てか脱がした美女に頼むからお前のコートを着せてやれって思ったね。そこは。
リアム

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