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美女と液体人間のdoremifaのレビュー・感想・評価

美女と液体人間(1958年製作の映画)
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東宝の『変身人間シリーズ』第一弾。『透明人間』は入らんのね。液体が人間を襲う様が面白い。泡泡。派手ではないけど流石円谷という特技が楽しめる渋めのB級特撮。
悪党役の佐藤允が超若い、と思ったらこの一年後に『独立愚連隊』なのか。誘拐シーンでサングラスを外した後の表情が悪くて最高。ちょっと水どうのミスター感ある笑い方だったけど。
液体人間退治と並行しての科学者のヒロイン救出のコントラストの作り方とかベタだけど、クライマックスの盛り上げ方が結構良かった。日本橋、兜町、茅場町あたりにまだ人が住んでた頃。

核のせいでこんな化け物生み出しやがって。ノーランちゃんと『オッペンハイマー』作る時にこれ参照したか?
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