しょう

二重の鍵のしょうのレビュー・感想・評価

二重の鍵(1959年製作の映画)
3.6
面白い

崩壊一家に訪れる事件

序盤〜中盤は主人公が定まらずそれぞれのキャラに設定が盛り沢山なので整理をつかせるのに一苦労だった

それでもその関係性が後半からとてもいい展開へと導いてくれたのでかなり入り込んで見ることができる

本作は今まで見たシャブロルの中でも特に鏡を多用している作品であり、やはりその使い方が当時から秀逸

終盤かなり長い回想シーンがあったけど1番の見どころだったし、カメラワークも鏡の使い方も1番好きだった

現状の感覚でシャブロルの作品は50年代後半〜60年代前半、60年代後半〜70年代前半、70年代後半〜2000年代前半と変化、進化を感じる
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