アルファヴィルのSNOWのレビュー・感想・評価

再見。

ジョージ・オーウェルの「1984年」を筆頭にした「管理社会・全体主義への風刺」というコンテンツ自体を風刺した映画。もちろんそれだけで終わるはずもなく、「吸血鬼ノスフェラトゥ」やラングやノワールや007やスワッシュバックラーや…兎角あらゆるジャンルというジャンルをコラージュ。テキストも相変わらずほぼ引用の洪水で構成されている（ソフトの解説書が網羅していて凄まじい）が、基本的にジャンプみたいな話なので、サイレントでも全然面白いという点では既にこの時点でソニマージュの極北？