Ryoma

アルファヴィルのRyomaのレビュー・感想・評価

アルファヴィル(1965年製作の映画)
4.0
“記憶“や“プログラム“などのテクノロジー用語が連発される近未来が舞台。昨日観た同監督作の『メイド・イン・USA』とはまた作風も異なり、モノクロで映し出される映像✖︎SFという組み合わせが、より新鮮さを感じさせた。
今から約60年前に撮られたという本作は、CG技術や特別な舞台セットも設けられていないように見えたが、それでも、効果的な音響の使い方や役者らの振る舞いや演出が秀逸で、この時代に製作されたSF作品としては、とても素晴らしいと感じた。中途半端にCGを使ったチープな映画より遥かによかった。後から、解説を読んで気付いたのけれど、『ブレードランナー』に影響を与えたんだね。確かに、雰囲気やストーリー構成は少し似ているのかも🤔まだ2作品しか観てないけれど、ゴダール作品って色んなジャンルがあるんだね😌
Ryoma

Ryoma