ゴダール弱者…のみならず、ヌーヴェルヴァーグ弱者です…
初見時はアンリとの接触・会話でよく分からなくなり、大まかなあらすじを頭に入れて臨んだ再見時は、話は追えたけれども中枢施設(a60の内部?)の見学場面辺りからダレてしまいました…
マイケル・アンダーソンの「1984」が1956年、
本作が1965年、
「2001年宇宙の旅」「ウルトラセブン 第四惑星の悪夢」
「ブレードランナー」の原作小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」
これらが1968年、
そして「THX-1138」が1971年…
(当然もっといっくらでもあるのでしょうが)同ジャンル後続の有名作品に遺した影響、
ホテルの廊下、ロビー、屋内プールなどを、セットやCGに頼らずとも別世界・異空間として成立させてしまう工夫、
アンナ・カリーナの人形のような美しさ、
…等々、“側”の部分には興味深い点が色々と見られるのですが、鑑賞中話の中に入り込むことは、個人的にはかないませんでした。