アダモ

ブルース・ブラザースのアダモのレビュー・感想・評価

ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)
3.9
グラサンのバッチシ決まった主人公のいる映画に外れなし!

ブルース兄弟。
チビデブとノッポ。
二人におそらく血の繋がりのない感じ。
同じ孤児院で育ち、大概のワルサはしてきました。

とにかく周りから輝いて見られたい気持ちが抑えきれない、抑える気もない。
刑期を終えたばかりの兄貴に判断能力はあまり残ってはいない。
仕事?なにそれ。
それよか一発当てたろうや!
何で?
とりあえずあの橋(観たらわかる)を車でジャンプやな!
答えは自ずと溢れでる!
何事もそんなもんだ。

世話になった孤児院が金銭的大ピンチ!
助けるしかねーべ?
バンド活動で一山当てちゃいなと神様の啓示をうけた二人に迷いはなかった。
トントン拍子に集まるバンドメンバー(笑)
トントン拍子に開演場所も決まりトントン拍子に人気者。
トントン拍子にすべて絶好調。
とばかりにいかないのが世の常!

リスクと成功はタイトロープ。
二人はいつしか警察に追われる身に(悲壮感ゼロ笑)

超盛り上がりのライブシーンに圧巻!
凄まじいカーアクション&サングラスサウナと胸毛。

もったいはつけない。
普通に登場するアレサ・フランクリンやレイ・チャールズ等ゲスト盛りだくさん。
おいおいなんだかめっちゃ豪華!

初見はゴールデン洋画劇場。
小学生低学年の時分、毎日ビデオで鑑賞してました。
視聴回数なんてワケワカメですわ。

ガキながらバズーカをもったオンナに追い回される色男になろうと、ひそかに憧れて目標にしてました。

馬鹿で愚かで前しか見ない。
過去やシガラミはズルズルと引摺りながら、それでも真っ直ぐ前しか見ない。
そんなノンキで陽気なブルース兄弟。

爽やかな大人のおとぎ話って感じ。
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