このレビューはネタバレを含みます
1を聞いたら10返してくる映画。2人を追うだけなのにとんでもない量の車、警察官、兵隊。それもこれほどか言うくらいの車破壊、建物破壊、ビール瓶ぶん投げ。かなり金がかかってそうである。車の玉突き事故はどうやって撮っているのだろうか。コメディ・ミュージカル映画にしては、アクションの規模が凄まじかった。
有名な曲が流れるので、「この曲か!」となるのが気持ちよかった。当時の大御所歌手やレジェンド・タレントが多数出演しているみたいなので、そこでもやはり金がかかってそうである。
警察を撒いたと思いきや、ナチ党に喧嘩を売っていたツケが回ってきたのは笑った。ブラックユーモアすぎる。
最後の冴えない収税課職員が映画業界で偉大なるスピルバーグだったとは、とても感慨深い。