ホロコーストの映画をいくつか観ている中で、ようやく観られたのがこの作品。
ホロコースト初心者にはちょっと難しい作品と思う。
ユダヤ人の死体処理に従事するゾンダーコマンドを扱った作品だが、これよりも前に観た「サウルの息子」の記憶があるせいか、こちらの作品はちょっとリアリティに欠けるように感じた。
終始英語で会話が進んでいることも、サウル〜と比べると違和感でしかない。
アウシュヴィッツに関するある程度の知識は持っているつもりだったが、何を伝えたい映画なのかがよく理解できなかった。史実として見るのはアリだと思う。
個人的には、「縞模様とパジャマの少年」の方がグッときたし、メッセージ性が強いように感じた。