塔の上のカバンツェル

灰の記憶の塔の上のカバンツェルのレビュー・感想・評価

灰の記憶(2001年製作の映画)
3.8
ガス室で積み重なる死体の山から、息を吹き返した少女。
自らが死ぬことを知っていてもナチに協力し、同胞をガス室に送り出すユダヤ人や鬱状態になりつつあるナチの将校…

ラストで彼らは決起する。
生き残るため、もしくは自分たちが確かにここにいたと、訴えるために。
彼らは確かにここにいたと、囁いてくるような作品。