日本の大家族、浦家を取材に来た外国人ベロニカ。父が失踪し、新たな父がやって来たこの一家では長男の引きこもり、長女の借金、三女の家庭内暴力とさまざまな問題が起こっていた。果たして新たな父は子供たちと家族になることが出来るのか...というストーリーのモキュメンタリー。

一見すると暖かい家族再生ストーリーだが、よくよく観ると...という作品。ポイントは長男の部屋の習字。

意味が分かると怖い話の映画版って感じですな。

■共通項目
脚本：☆☆☆
映像：☆☆☆
音楽：☆☆☆
役者：☆☆☆
キャラクター：☆☆☆
オリジナリティ：☆☆☆
個人的好き度：☆☆

■ジャンル項目(モキュメンタリー、ミステリー)
謎解き度：☆☆☆
サイコ度：☆☆☆☆
感動する度：☆☆☆

昨日、TVを付けていると深夜2時前に「放送禁止」という
不気味なドキュメンタリーが始まった。

”わけあり人情食堂”というタイトルで、
肝っ玉母ちゃんと呼ばれる女将が切り盛りする大衆食堂を
取材した人情溢れる感動ドキュメント作品だった。

しかし、
ある事情で”放送禁止”となったお蔵入りした映像を
再編集をして特別放送をしているらしい。

画面の隅々までよく見ていないと、1回観ただけでは
分からない作品だそうだ。

最初は、どこが、お蔵入になっている全く理解が出来
なかったのだが、最後にその理由が明らかにされる。

”事実を積み重ねることが必ずしも真実に結びつくとは限らない”

つまり、おかしいと思ったシーンを点と点で繋ぎ合わせると
線になり、その瞬間！！！

そこには身震いがする程、
恐ろしいかった真実が浮かび上がる(*_*)

今まで見たシリーズ物では、一番怖かった。

先程まで見ていた映像は何だったのか？
人情物語と思いきや、烈輝としたミステリーホラー。

最後の最後にあるテロップが出るまでは、
恐ろしくてトイレにも行けなかった。

過去にも、何度か不定期に放映されていて劇場版まで
出ている作品なので、

早速、近くのGEOで借りに行ったが劇場版しか置いて
おらず、怖々、家内と観賞。

少子化が進む中、大家族を取り上げたドキュメンタリー
ですが、家内は感動をして満足していたみたいだが、

映像の隅々まで見ていたボクが、見終わったあと、
再度、映像を見返して、新事実の解説をしてあげると
かなり怯えていました～(´･_･`)

もし、この作品のことを知らない方は、
何の予備知識もなく1話から順番に見ていくことをオススメ
します。

（ボクもTSUTAYAに行って1話から見てみます～）

その方が200％怖いので。
本作品も怖いですが、昨晩のは、かなり怖かったです！
しばらく、ハマリそうです(*^_^*)

• #怖い

「すばらしい大家族。浦さん一家。あなた達はSaiko（サイコー）です！」

深刻な少子化を迎えている日本。カナダ人映像作家のヴェロニカ・アディソンは、そんな日本の少子化問題とは対極にある大家族、浦（うら）家の生活を取材する。

家族揃って食卓を囲む平和な光景。と思いきや、唐突に父親に暴力を振るい出す三女。どうやらこの浦家、本当の父親は7年前に謎の失踪を遂げ、今現在の父″純夫〟さんは、母親である″司〟さんの再交際相手らしい。
しかしこの家族の問題は家庭内暴力だけではない。風俗店で働き、ずっと家に帰ってこない長女。父親の失踪を機に、部屋に引きこもっている長男。
「バット一発」「十三振だ」
「ハハハ」「サイコーです」
野球好きの長男の部屋にある貼り紙は、野球 に関連しているように見えるが…

そして浦家を襲う不幸はこれだけに留まらない。ある時次男が、ベランダから落下してしまう。しかしその原因もわからない。

この家は呪われているのか？

「ジャパニーズホラー！」
「やはり日本に呪いは実在したのです！」
日本の大家族の生活をのぞく、という当初の目的も何処へ。だんだん取材の趣旨がおかしくなっていくヴェロニカさん。
そして″司〟さんから、親子丼をご馳走になる彼女。
「うちのは本当の親子です。」「は？」
浦家でつくる親子丼の鶏肉は、家で飼育した鶏を直接殺しているらしい。つまり鶏肉も卵も自家製。
なんか若干ひいてるヴェロニカさんの表情がシュール。

「俺はみんなのことが好きだから」
そんな問題だらけの浦家にあって、子ども達を愛し、家族のために奔走する父″純夫〟さん。最初は彼のことを邪険にしていた子ども達も、やがて純夫さんを本当の父のように慕うようになるが……

なんとも心を動かされる？？家族愛の物語でした。
最後はハッピーエンド・・・・でいいのかな・・・？

ヴェロニカさんの言う通り、まさにSaiko！！な家族ですね。